STORY of PROJECT
STORY01
和の意匠に徹底的にこだわった建築設計と
「コト消費」を意識した新しい宿泊施設を企画
二階建ての40㎡以上の広い客室、天然木を贅沢に使用した内外装の木の香る空間、特別感をもたらす檜風呂、ICT設備導入による完全無人化など、エンターテインメント性と先進性を併せ持った建築設計と、格子が織りなす繊細な美しい陰影の外観と廊下、格子の引戸・名栗加工の床・葦の天井などの都心でありながら温泉宿のような安らぎに包まれる内装、博多織や南部鉄器などの和の空間を彩る伝統工芸品など、徹底的に和の意匠にこだわっています。
STORY02
上質の寛ぎを愉しめる木の香る檜風呂と坪庭
都心の喧騒を忘れさせる隠れ家的なお宿を企画
各客室に「坪庭」を設け、ライトアップされた坪庭を眺めながら入る檜風呂は、濃灰色を基調とした「炭モルタルとタイル張り」の落ち着いた空間に「湯舟・手桶・椅子」の天然木の香りが立ち込む。都会の喧騒を忘れさせ寛ぎの時間を愉しむことができます。
STORY03
職人の技が光る伝統技術や和の意匠と
宿泊施設を無人化するICT技術が融合
社寺仏閣などの木造建築を数多く手掛ける明治30年創業の建築会社が施工を担当。日本の伝統的な日本建築というハードと、宿泊に関する手続きと入退室を無人で管理できるICT技術というソフトを組み合わせ、和の装いに馴染まないタブレット機器でさえも天然木のオリジナルボックスケースを製作するなど融合化させています。
STORY04
博多祇園山笠の舞台でもある古き良き風情の町
開口6m奥行15mの細長い狭小地に町屋建築
所在するエリア界隈は、歴史的に見ると、豊臣秀吉が命じ黒田官兵衛が行った博多復興のための都市整備「太閤町割り」と呼ばれる区画整理の影響から、開口が狭く奥行きが長い細長い土地が多い。今回は約30坪の狭小地を最大限に活かすことが出来る町屋建築を採用しています。
STORY05
「博多の宿 徒然庵」というブランディングにも力を注ぐ
建物というハード面だけでなく、ソフト面も同時に開発
宿泊施設としての魅力を最大化すべく、たった三部屋の宿ながら宿名、客室名、ロゴマーク、オフィシャルサイトの製作にも徹底的にこだわりブランディングにも注力しました。ロゴマークは、日本固有の紋章で
家紋のひとつである「菱紋」の文様デザ
インを採用し、建物構成の三部屋と二階
建ての形状を表現しています。
オフィシャルサイト >